香取市米野井:戸田神社の伊豆軟石・飯岡石・銚子石
所在地:香取市米野井1番地
整理番号:122360-30
緯度・経度:35.826151,140.584186
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石材:丘陵上の境内左右に、多数の石宮が四十基余り並ぶ。主として伊豆の緑色凝灰岩だが、安山岩系統も含まれる。左手の石宮の後列に飯岡石を用いた石宮が並ぶ。社殿礎石の一部と、階段下の低い石垣には銚子石(砂岩)が用いられている。
現社殿は正徳五(1715)年の再建と云われ、更に明治三十六(1903)年大改造が行われたと云う。
上図でも右側の石宮が並ぶ状況が判る。これは細粒の緑色凝灰岩を用いた石宮の例。明治の十五年の戦で肥後の国で戦死された青柳某を祀る。
左手の石宮の列。後列に苔むした飯岡石の石宮が並ぶ
石宮の中には、細粒の緑色凝灰岩以外にこの様な細粒~粗粒の凝灰岩が混じる、小豆色の火山礫がごく少量混じるのが特徴の一つ。何れも伊豆半島の産出。
飯岡石の石宮の例。文字が読み取れるものは少なく、苔がまとわりついているものが多い。
社殿礎石の銚子石(砂岩)の例。


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